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2021年6月 8日 (火)

ホシノ君

梅雨の頃になると、小さい虫がカタマリになって飛んでるじゃない?
あれ、何!?
毎年思うんだけど、何あれ?

あの虫のカタマリ、ちょっと思い出があります。
高校生の頃のおはなし。

いつも明るく元気なナミちゃんには、憧れの男の子がいました。
彼の名前はホシノ君。
前髪をスダレにしていて、テニス部で、スラリとした男の子でした。
ホシノ君が廊下の向こうにいるだけで、キャーキャーと泣きそうなほど喜んでいたナミちゃんが、ついにホシノ君と一緒に下校する事に!
「がんば!」
「楽しんできて!」
口々に応援して送り出しました。

翌日、「で、昨日はどうだった?」とナミちゃんを囲んでみると、まさかの

「もう、ホシノ君のこと、好きじゃないの」

え!?何があったの!?
と聞くと、、、

学校の帰り、公園を通って帰る事にした2人。
「飲み物買ってくるね」
ホシノ君は売店へ行き、ナミちゃんはベンチで待っていました。
戻ってくるホシノ君の頭上に、あの小さな虫のカタマリが見えました。
その塊は、ずーーーっとホシノ君の頭上を飛び続けていたそうで、それを見たナミちゃんは急に気持ちが冷めちゃったんだって。

「え・・・」(それだけで?)

と絶句する私たちに、ナミちゃんは、

「だって、ずーーーっと虫のカタマリがいるんだよ!?ずーーーっとだよ!?」

お気の毒なホシノ君。
スダレの前髪もキメキメに、自分の事を大好き!と言ってくれる女の子と、初めての下校デートだったのに、、、
虫のカタマリが頭上にずっとあった、っていうだけでナミちゃんの100年の恋は終わったのでした。
その後の事はもう記憶にないけど、あの虫のカタマリを見るたびに思い出すおはなしでした。

Fashion_02

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