HOUSE OF GUCCI
観てきました『HOUSE OF GUCCI』
レディ・ガガ様のイタリア訛りの英語の迫力が凄かった。
一族の男たちは、重要な話はパトリツィアにはしてくれないのね。
なんなら「女の出る幕じゃない」って制してくるアルド。
「お前の本当の名前は、グッチじゃない!」って、結婚しててもよそ者だと言うパオロ。
パトリツィアは一族に泥仕合を仕組み、夫の友達にも高圧的な態度を取ったり、夫の気持ちはどんどん遠のいてしまう。
私の事を愛しているはずなのに、私の事を必要としているはずなのに、、、夫はなぜ私と別居を!?なぜ離婚したいなんて言うの!?
ストーカーまがいな事をしてまで夫を取り戻したかったのは、夫の背景のGUCCIが目的か、夫の愛か、、、。
ドメニコに対するマウリツィオの台詞に「彼女も気づいてた」っていうのがあった。
その後にプレートに乗った牛肉が、トスカーナの牛、あのグッチ家の大切な牛と重なって、、、
1995年という、割と最近の事なのに、まだ男性社会だったグッチ家。
途中、アルドが「御殿場アウトレットモール」への出店を弟に話すシーンがあったり、日本人客の対応を日本語でしたり、ちょっと恥ずかしいシーンなんだけど、日本語使ってくれてありがとう、みたいな微妙な気持ちになったよね。
今も生きてるパトリツィアは、この映画を観て、どう思うんだろうね。
上映時間が長かったけど、引き込まれるように観ました。
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